令和2年9月19日(土)に涸沼自然公園及び涸沼湖畔において,今年度1回目となるガイド養成講座が開催されました。
このガイド養成講座は、「ラムサール条約登録湿地ひぬまの会」により,涸沼の豊かな自然を紹介するガイドを養成するため,平成29年度から開催されています。
ガイド養成講座の受講により知識と経験を重ね,1年目「涸沼ラムサールネイチャーガイド」,2年目「涸沼ラムサールインタープリター」,3年目「涸沼ラムサールガイドマスター」に認定されます。
今回の養成講座は,「ハゼ釣り体験と涸沼の動植物を学ぶ」と題して,涸沼に生息する希少な植物やヒヌマイトトンボについて学んだ後,ハゼ釣り体験を行いました。
涸沼の植物については,茨城県内では涸沼だけに生息している植物である「アイアシ(イネ科)」など,涸沼湖畔で実際に手に取りながら学ぶことができました。
ハゼ釣り体験では,受講者がガイドとしての経験を積むため,当日参加のあった「逆川こどもエコクラブ」の親子に対して,ハゼ釣りに必要な道具の扱い方や,餌の付け方,アタリの合わせ方などを丁寧に教え,ハゼ釣りを通して,釣りの楽しさだけでなく,涸沼が汽水であることを知ってもらうことができました。
今後,ガイドがこれまでに学んだことを活かして,涸沼環境学習会を開催していく予定ですので,皆様の参加をお待ちしております。