第4回「野鳥観察とネイチャーガイド認定式」開催

2018年1月25日

「涸沼ラムサールネイチャーガイド養成講座」の第4回が1月20日(土)に鉾田市にある「いこいの村涸沼」で開催されました。

当日は、日本野鳥の会茨城支部から、講師として3人の先生方を招き、野鳥観察のガイドの仕方について学びました。

最初に、双眼鏡の種類や倍率の仕組み等について丁寧な説明があり、参加者それぞれが双眼鏡の正しい使い方を習得しました。

また、野鳥観察者の経験の有無は、外見(双眼鏡の位置)に現れるとの話があり、観察しやすいように双眼鏡を胸の位置に合わせて,観察に出発しました。湖畔に出ると、多くの水鳥が羽を休め、上空には猛禽類が飛び、天気にも恵まれたため、絶好の観察日和となりました。

観察時は、3班に分かれ、観察の仕方や鳥類について学習しました。先生からは、観察できたカラス、カモ類や猛禽類などの生態や特徴に加え、日本、茨城県、涸沼に生息する鳥類数についても説明があり、参加者は熱心にメモを取りながら聞いていました。

90分ほど湖畔で観察した結果、マガモやスズガモといったカモ目、カイツブリやカンムリカイツブリといったカイツブリ目等を中心に,全部で36種類の野鳥を観察することができました。

最後に、養成講座全4回のうち3回以上出席した人を対象に、「涸沼ラムサールネイチャーガイド(小学生はキッズ)」の認定式を行いました。全部でガイド40人、キッズ17人が認定されました。ガイドに認定された皆さんには、来年度開催される「第17回世界湖沼会議」サテライトシンポジウムにおいて、ガイドとして活動してもらうなど、様々な活動の機会を予定していきます。

ひぬまの会では、引き続き「涸沼ラムサールネイチャーガイド養成講座」を開催し、豊かな自然に恵まれた「生き物の宝庫・涸沼」を訪れる人に,涸沼の魅力を伝えることのできる人材を育成していきます。

 

 

 

 

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