マツムシ
分類:バッタ目 マツムシ科
スズムシに似ているが体長は 19~33mm とより大型で体色は淡褐色で、また、付節に吸盤があるためガ ラス窓の垂直面を登ることが出来ます。成虫は 8 月中旬から 11 月下旬にかけて出現します。平地~低山 帯の乾燥気味の日当たりの良い草地に生息し、主にススキが占有する河川敷、海岸線、高速道路沿い、 線路沿いなどで生活します。 体色は枯れ葉や枯れ草の色に合わせた保護色ですが、生活は主に生きた植物の上です。食物は草本の葉や昆虫の死骸なども食べ、メスはイネ科植物の茎に産卵します。河川堤防などが生息場所なので洪水の 打撃を受けやすく、一度壊滅すると回復するのに数年かかります。