ヒシ
分類:ミソハギ科
国内では日本全土に知られる水草で、池や沼に群生しています。実は古くから食用にされてきました。水底の実から芽をだし、茎を伸ばして、水面に多くの葉を放射状に浮かべています。葉の表面は光沢があり、葉柄の中央部が膨らんで、葉を浮かせるのに役立っています。花は小さく、白色です。実は核果と呼ばれ、両側に先端が鋭い刺が伸びています。実は熟すと茎から離れて水面に浮き、水によって散布 されます。食用にするのは子葉の部分です。