「ラムサール条約登録湿地ひぬまの会」

鉾田市、茨城町、大洗町は、ラムサール条約に登録された涸沼の保全・再生、賢明な利用(ワイズユース)、交流・学習等を推進し、周辺地域 の観光や地域振興を図るため、3市町、関係団体、金融機関等の代表者で構成される「ラムサール条約登録湿地ひぬまの会」を設立しました。

周辺地域の観光や地域振興に加え、涸沼の保全・再生、賢明な利用(ワイズユース)、交流・学習についても、各団体の皆様とも連携をしながら、様々な活動を行っていく予定です。

【ラムサール条約とは】

1971年にイランの都市ラムサールで採択された条約で、正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。この条約は、湿地及びそこに生息する動植物の保全と、その適正な利用の促進を目的としています。

【ラムサール条約の3つの柱】

①保全・再生

私たちの生活を支える重要な生態系として、幅広く湿地の保全を呼びかけています。

②賢明な利用(ワイズ・ユース)

産業や地域の人々の生活とバランスのとれた保全を進めるために、湿地の賢明な利用を提唱しています。賢明な利用とは、湿地の生態系を維持しつつそこから得られる恵みを持続的に活用することです。

③交流・学習

湿地の保全や賢明な利用のため、人々の交流や情報交換、教育、参加、啓発活動を進めることを大切にしています。

位置 北緯36度16分/東経140度30分
標高 0m
面積 935ha
湿地のタイプ 汽水湖
保護の制度 国指定鳥獣保護区
所在地 茨城県鉾田市、茨城町、大洗町
登録 2015年5月

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